家を建てる場所は結局長く住むことになりますので、かなり重要となります。
建築地を決める前に、町歩きをお奨めします。いろいろな発見があり、家づくりが楽しくなるかもしれません。最近は水害が頻繁に起こっています。心を痛めるのですが、もし避けることが出来るならばそのような場所は避けてほしいと考えています。最近では各市町村のHPでハザードマップをみることが出来るようになっています。それを見ますと、地震や風水害、津波などの想定が記載されていますので、場所探しをしている際には、見ていただきたいと考えています。もし見方が分からないなどがあれば、担当市町村に聞くことも可能かと思います。後で被害がでそうな場所と分かった場合でも、対応策を考えておけば、事態が起こった際には対応が可能かもしれません。
概ね場所が決まりそうになった際には、建築設計の専門家にも意見を求めることをお奨めしまう。電気や水道、下水の引き込みや地盤など設計に移った際に、検討する内容で工事費にも影響を及ぼすことがあるため、そのあたりの意見を求めてください。設計者が決めっている場合はしやすいかと思いますが、未定の場合は、建築士会などの無料相談を利用することもできます。
既存建物やマンションの一室を購入しての改修、リフォームの場合は専門家の助言を求められることをお奨めいたします。最近では聞かれるようになったかと思いますが、購入前にインスペクションを実施して、建物の現況状況調査を実施して建物の耐震性や劣化状況が分かり、購入するかの判断にすることが行われています。